クリーン水素・アンモニア推進事業

炭化水素から
クリーンな水素・
アンモニアを製造

 天然ガス等の炭化水素は炭素と水素の化合物であり、改質することにより水素やアンモニアを製造することができます。水素やアンモニアは、発電等の燃焼時にCO2を出さない未来の資源として期待されています。

炭化水素から
クリーンな水素・
アンモニアを製造

 天然ガス等の炭化水素は炭素と水素の化合物であり、改質することにより水素やアンモニアを製造することができます。水素やアンモニアは、発電等の燃焼時にCO2を出さない未来の資源として期待されています。

クリーン水素・アンモニア推進事業方針

 JOGMECは、脱炭素化社会の実現に向けて、「炭化水素からの新たな資源創出とそのバリューチェーン構築」を推進します。資源の安定供給の新たな形として、CCSを伴うクリーン水素・アンモニアの製造、および日本への供給を含めたバリューチェーンの構築を目指し、技術支援等を拡大してまいります。

Message

 水素・アンモニアは日本のカーボンニュートラル・脱炭素化実現に向けて欠かせないエネルギーです。いずれも燃焼時にCO2を排出せず、次世代のクリーンエネルギーとして期待されており、経済産業省が発表した第6次エネルギー基本計画でも新たな資源として位置づけられています。
 JOGMECは日本企業の水素・アンモニア事業への支援を行っており、これまで海外で製造した水素・アンモニアを日本に持ち込むバリューチェーン事業や、水素・アンモニアを天然ガス等の炭化水素から製造する場合のクリーン化に必要となるCCS事業の検討を日本企業と共同で実施してきましたが、2022年11月のJOGMEC法の改正により、新たに出資債務保証等の金融支援も可能となりました。これらの取組みをとおして、将来の日本へのクリーンなエネルギー供給に貢献していきたいと考えています。そして、CCS・水素事業部は、2024年4月に水素事業部とCCS事業部へ組織改編しました。
 なおJOGMECは、カーボンニュートラルに向けた取組みを加速するため、3つの基本方針と具体的行動計画から成る「カーボンニュートラル・イニシアティブ」を2021年4月に公表していますが、2022年11月のJOGMEC改正法の施行に併せて同イニシアティブを改訂しております。下記関連情報をご参照ください。

水素事業部長 末廣 能史

水素事業部長

末廣 能史

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